状態が良いものが、
昨今国外からの要望が多いために、
なかなか見つからない日本メイドの行李たち。
同じような見た目で、昨今は安価な海外産の
行李が出回っていますが、柳行李の発祥地は
日本の豊岡。

豊岡杞柳細工は、コリヤナギや、籐、麻糸を使って
制作される木工品で、国の伝統工芸品です！
一昔前までは、どの家庭でも洋服や本の収納（文庫行李）、 
また弁当箱（飯行李など）として、行李が活用されていました。

冬の産業が乏しかった豊岡で、生まれた柳行李は、
豊岡の土壌に浸されて余分なものが
土に吸収されることで生まれる、しなやかさと強さが特徴です。
他国でもコリヤナギの行李は作られますが、使えば使うほど
”良化”し、強くなっていく豊岡豊岡の土壌養分ならではだといいます。

その頃に、編まれた古いけどある意味
馴染んで味わい深くなり、ある意味、新品に！
今の時代に安価に作られた、他の土壌のものよりも
美しさのある行李を、セレクトしました。

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◯行李
竹や柳、籐などを編んでつくられた
葛籠（つづらかご）の一種
直方体の容器でかぶせ蓋となっている
衣料や文書あるいは雑物を入れるため使われてきた

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