12月7日〜20日までが大雪。
21日〜1月4日までが冬至。
ちょうどお正月の期間に冬至が挟まるので、今回は大雪と冬至を合わせた二十四節気御自宅花です。
一年の中で最も夜が長くなる冬至。
夏至と冬至は二十四節気ならず、世界中でも重要な季節の節目とされています。

大雪は名前の通り雪がたくさん降る時期。
しかしまだまだ冬の感じというよりは秋が継続している雰囲気。
夏の終わりが長くなり始まりは早くなっていて、植物の生態系も変わりつつあります。毎年見ていたお花や植物が気温の変化で減少している話しも珍しくなくなりました。
人間の目線で見ると絶滅危惧種や希少な植物を守る動きになっていますが、地球の視点で見ると環境の変化によって変わる植物たちはそれが自然な移り変わりなのかも、と考えてしまうこともあります。
だけど慣れ親しんだ植物たちが遠い存在になることは寂しいことです。
これからの未来は当たり前が当たり前じゃなくなることを心に刻みながら、古くからお祝いの意味が込められたお花たちを束ねました。この先毎年飾れるかわからないけど、今年も出会えたことに感謝の気持ちを込めて。
大雪から冬至は夜が長く感じる季節、ここを乗り越えたら春はすぐそこ。
一年の締めくくりの御自宅花です。