昼の時間と夜の時間が同じ長さになる秋分。春分と同様に二十四節気の中で重要な節目とされています。
春分も秋分もお彼岸と呼ばれ、秋分は秋の彼岸。
仏教ではご先祖がいるあの世を「彼岸」といい、私が生きてる世界を「此岸」といいます。
昼と夜の長さが同じになる秋分は彼岸と此岸の距離が最も近くなる日とされ「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」日。

秋の彼岸といえば彼岸花。
別名曼珠沙華。
ちょうどお彼岸の頃に開花します。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということで、秋分の頃には暑さが落ち着いている…はず…と期待して、やっとやっとコスモスを楽しめる季節です。
リコリス(彼岸花)とコスモスを入れた秋分の花。
秋の夜長の始まりですね。