7月22日から大暑です。
一年で最も暑さが厳しくなる季節です。

各季節、印象的な花の色があると思ってます。
例えば雨水の頃は淡い緑や淡い黄色の花。
春分の頃は桜色。
立夏の頃は紫色の花。
小満の頃は白や緑が美しい。

それぞれ全く違う植物なのに合わせたように同じ色を揃えてきたり、少しずつ違う色なんだけど同じ季節に開花する花同士を組み合わせると何故か相性が良かったり。
自然界のコーディネートの仕方には毎回驚きと刺激をもらいます。
「大暑」では、
茶色と黄色と橙色の花たちが合わせたように旬を迎えます。
ヒマワリやルドベキアやエキナセア。
なぜかヒマワリとかルドベキアとかエキナセアって自然と似た色が揃うんですよね。
気づいたら仕入れの時に黄色やオレンジ系の花が意識せずに集まってるなんてこともこの季節のあるあるです。
それは雨水の時も春分の時もそれ以外の時も同じ。

植物たちはおしゃべりはしないけど、きっと何か通じ合っていて、一気に揃えて来てる気がするんです。
静かな花同士のおしゃべりを感じいただけたら嬉しい大暑の花です。